おたふくかぜを繰り返すことってあるんでしょうか?
これは小学生の娘の話ですが、3歳頃からおたふくかぜ(のような症状)を繰り返しています。
本当は、おたふくかぜはほとんどの場合、一生に一度しかかかりません。
ということは、繰り返すおたふく風邪のような症状はいったい何なのか?
結論から言うと、反復性耳下腺炎というものらしいです。
耳下腺が腫れたので「おたふくかぜ」の抗体検査をすることに
実は、幼少期に、2回目の耳下腺の腫れを認めた時、おたふくかぜの抗体検査をしました。
抗体検査なので採血です。
「お母さんは別室で待っていてくださいね~」と言われ待っていると、「わーん」という娘の泣き声が・・・というのを思い出しますが。
小さな子には注射とか、針を刺すのはつらい経験だったかもしれないですし、実際別室で待たされたのも、病院側の配慮というか、見ていたらこちらも辛くなっちゃうから?なのかな…。
で、これ実費だったんですよねー。
4,000円くらいでした。
で、実際結果はなんと「おたふくかぜの抗体なし」。
えー!おたふくかぜだと思ってたのに!
何度か耳下腺が腫れることも。腫れが治まるまで学校を休む。
それから何度か耳下腺が腫れることもあって、実際そんなに本人はすごく痛いとかはないらしく平気だったのですが、これが園や学校に通うようになると厄介で、おたふくかぜは「出席停止」になる感染症なんですよね。
そのつど、おたふくかぜじゃなくても、腫れが治まるまで休まなくてはならなくなるという、ちょっと困った状況になるんですよね。
だから本当は、おたふくかぜの予防接種を受けるように勧められました。
でも、任意接種だったのでその時は受けずに、小学生になって、下の子がおたふくかぜにかかった時、しっかりうつってくれて。
これで今後耳下腺が腫れてもおたふくじゃないぞーという免罪符ができました。
疲れたり風邪気味なときは耳下腺が腫れることも
ただ、やっぱり今でもちょっと疲れが残っていたり鼻水が出たり風邪気味な時、耳下腺が腫れるので、親としては「またかー」という感じなんですが、やっぱり学校は休まなくちゃいけないんですよね。
それはおたふくかぜじゃないにしても、体を休めるのが一番なので仕方のないことなんですが。
またもう一度おたふくの抗体があるか調べてもらった方がいいかなと思っています。
これからちょっと無理しても学校に行かなきゃ、という場面があるかもしれないし、せめておたふくかぜじゃありませんという証明が必要かなとも思うので。
出席停止といえば、アデノウイルス(プール熱)で1週間も学校を休んだこともありました。
結膜炎で熱が出る場合はアデノウイルス(プール熱)かも!出席停止で1週間も子供が学校を休むことに
子どもの体調不良はある日突然だったりしますよね。
体調不良の兆しが見えたらすぐに病院へ行っても正しい診断を受けれるとは限らないという話です。
上の子がまだ小学校低学年だった時。
ある日学校から帰ると何だか左目が赤い。
本人は少しかゆみがあるといいつつ、そんなにつらそうでもなく、気づいたのももう夕方だったので「目にばい菌でも入ったかな?明日まで様子見てひどくなったら即病院だな」と考えてその日は様子を見ました。
左目が赤いままだったので眼科へ行き「結膜炎」と診断されるも…
次の日の朝も変わらない様子だったので学校へ行き、帰宅後やはり気になるので眼科に行くことに。
眼科に行くと診断は「結膜炎」。
結膜炎は感染しやすい病気で学校保健法で出席停止になるんです(>_<)
先生に学校を休むように言われ、「体は元気なのになー」と正直少しげんなりしつつ(ひどい親)、点眼薬をもらって帰りました。
すると、夕方からまた子どもの様子がおかしい。
体温を測ってみるとなんと発熱!40℃近くまである高熱でした。
これにはびっくり。
「これはただの結膜炎ではない?」と内心疑問に思いながら翌日の朝小児科を受診しました。
のどが赤いこと、高熱、目の充血から検査をした結果…「アデノウイルス」つまり咽頭結膜熱との診断が下りました。
いわゆる「プール熱」というものですね。
アデノウイルス感染症で咽頭結膜熱の場合の出席停止期間
このアデノウイルス感染症も出席停止になる病気なんですよね。
この出席停止になる期間というのがあいまいで、咽頭結膜熱の場合は「主要症状が消失した後2日経過するまで」とあります。
我が子の場合は、目の充血を認めた日を含めると丸1週間、病院へ行くタイミングがずれて発熱を認めた日との時差はありますが、ほぼ5日から1週間ほどは出席停止になりました。
アデノウイルス感染症の特効薬はないので、対症療法のみなので余計に治るまで時間はかかってしまうのかもしれません。
我が子の場合は、発熱しだしてから4日目に解熱しました。
それまでは熱も上がったり下がったり、かなりやきもきしましたよー。
基本的には発熱が主要症状になるので、解熱した日を0日目とすると3日目に登校ができました。
春や夏に多いアデノウイルス感染症が冬に!潜伏期間は?
出席停止期間が過ぎても、目の充血はなかなか取れなかったんです。
なのでその間は放課後お友達と遊ばせるのは控えたり、家族間のタオルの共有をしないようにしていました。
このアデノウイルス感染症、特にこの咽頭結膜熱はプール熱とも言われるくらい、春から夏にかけて感染しやすい病気なんですね。
でも、我が子がアデノウイルス感染症になったのは11月下旬という冬なんです。
ちなみにスイミングを習ったりしていてプールに入るという機会ももちろんありませんでした。
それでも感染するとは、恐るべし!
アデノウイルスの感染力。
実は子どもの熱が下がってから6日後くらいに私も発熱し、のどもすごく痛くなりました。
潜伏期間は2~14日なのでしっかり潜伏期間内ですね^_^;
接触回数の多いお母さんや看病している人はマスク付けたりこまめに手を洗ったりして気をつけた方がいいです。
今回は反復性耳下腺炎やプール熱で学校を休んだときのお話について書きましたが、今後もおたふくとの違いのほか、大人の女性や男性が反復性耳下腺炎になる原因や治療する方法などについても詳しく書いていけたらと思います。
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