自分の子どもが学芸会やお遊戯会・学習発表会などで鉄琴・木琴の担当になったら、自宅でどうやって練習するか悩みますよね。
例えば、鉄琴や木琴は紙に鍵盤を書いてそれを叩いて練習する方法があります。
では、具体的にどのように練習すればよいのか、やり方をまとめてみました。
木琴・鉄琴の練習用に紙鍵盤を作ろう!
まず前提として、鉄琴・木琴の鍵盤はピアノの鍵盤と同じ配置になっていることをご存知でしょうか。大きく違う点としては、当たり前ですが鍵盤の大きさです。
鉄琴・木琴の練習をするということで、鍵盤の大きさを鉄琴・木琴の実物にできるだけ近いように合わせて紙に書くのが理想です。
とはいえ、実際の鉄琴・木琴の大きさは幅が1m以上あるんですよね^_^;かなりの大きさになるので実際同じ大きさにするというのは結構大変です。
鍵盤の大きさはどれくらいかというと、鉄琴で長さ10.6~25cm,幅2.5~3.2cmくらいです。
木琴・鉄琴の紙鍵盤のイラストをダウンロードするなら?
こちらの無料画像素材ですと、A4の紙に印刷した場合、鍵盤の幅が約1.5cmと実際の大きさの約半分くらいの大きさです。
そのまま使ってもいいと思いますがやや小さいので、A3の紙に拡大コピーすれば実際の大きさにかなり近づくのではないでしょうか。
木琴も大きさは鉄琴とほとんど変わらないのでこの方法で紙鍵盤は作れると思います。
ちなみに木琴のイラストの無料画像素材もあります。
バチ(マレット)についてですが、代用品としては100円ショップなどで売られている太めで長めの菜ばしがおすすめです。

紙鍵盤を使った練習方法のデメリット
割と簡単に作ることができる紙鍵盤を使った練習方法ですが、実はデメリットもあります。
鍵盤の位置を覚えるのが目的ではありますが、音が出ないので、合っているか間違っているかの確認が取りづらいのです。
つまり、間違えたまま覚えてしまう恐れがあるということです。
でもこの「音が出ない」というのは、マンションやアパートなど集合住宅に住んでいて音を気にしなければならない環境の方にはメリットにもなりますが、実際、音楽は耳で覚えるという人も多いと思います。
例えば、鍵盤ハーモニカを覚えるときも、音階を覚えて、指を動かしながら音を出して、試行錯誤しながら覚えたりしますよね。
実際は音も出る方が覚えやすい、ともいいます。
その点、紙に書いて練習する方法はコストはかかりませんが、鍵盤を書いたり印刷したりする手間がかかるという点や、実物で音を出して演習するよりも覚えづらく間違えて覚えてしまう恐れがある点がデメリットになります。
自宅練習用に鉄琴や木琴を購入するのも一つの方法
できるだけ実物に近いもので鉄琴・木琴の練習を自宅でしたいというのであれば、思ったより格安で購入することもできるんですよね。
こちらの商品は、収納できるソフトケース付きで1万円ほど。
紙鍵盤ではなかなか覚えられなかったり、そもそも紙鍵盤を作ったりするのも大変というときにはいいんじゃないでしょうか^^
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今回は鉄琴や木琴の練習で使う紙鍵盤の作り方を紹介しましたが、今後は簡単にできる紙鍵盤のダウンロードした作り方やグロッケンの練習用の紙、上達する自宅での練習方法のほか、マリンバなどその他の楽器についての情報なども紹介していけたらと思います。
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