ASUS(エイスース)のChromebook Detachable CM3シリーズ、CM3000DVA-HT0010とCM3000DVA-HT0019(以下HT0010とHT0019)を比較して違いをご紹介します。
お手頃な価格帯のChromebookとして人気の2機種ですが、見た目もそっくりでほぼ変わらず、どこが違うのかよくわからないですよね。
それもそのはず、HT0010と-HT0019の大きな違いはたった2つ、ストレージの容量と価格だけで、サイズや仕様など他は全部一緒の機能と特長を持っています。
ストレージの容量が違うことで何が起こるのか、どっちを選べばいいのかについても、本文にて詳しく説明しますね。
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cm3000dva-ht0010とcm3000dva-ht0019の違いを比較
冒頭でお伝えしたように、ASUSのChromebook、HT0010とHT0019の違いは次の2つです。
- ストレージの容量
- 価格
以下、詳しく説明します。
ストレージ容量が違う
HT0010とHT0019は、ストレージ容量が最大の違いで、HT0019の方がHT0010の2倍の容量があります。
HT0010:64GB
HT0019:128GB
ストレージ容量とは?メモリとの違いは?
そもそもストレージ容量とは何なのか、メモリとの違いも含めて解説しますね。
Chromebookを含めたパソコンやタブレットなどのデバイスを選ぶとき、容量は選ぶ基準のひとつになります。
デバイスの容量というと、ストレージ容量またはメモリ容量を指していることが多いですが、どちらもデータの保管場所を指しています。
それぞれの違いは簡単に言うと次の通りです。
- メモリ:一時的なデータの保管場所(サイトを見たり、ゲームをしたりするときに使う)
- ストレージ:データをずっと保管しておく場所(写真や動画、音楽データなどをしまっておく)
メモリは一時的な作業場、ストレージは大事なもの(データ)をしまっておく倉庫、とイメージするとわかりやすいと思います。
つまり、倉庫が大きければ大きいほどしまえるものは増えますが、それだけコストはかかってしまうということになり、ストレージ容量が多くなるほど価格は高くなります。
ストレージ容量は多い方がいい?
HT0010とHT0019の大きな違いはストレージ容量、ということが分かりましたが「ストレージの容量は多い方がいいの?」と疑問に思いますよね。
たとえば、スマートフォンを使っていると、いつのまにかアプリやダウンロードしたデータ、撮りためた写真や動画などでいっぱいになって「ストレージの容量が足りません」と表示されることがあります。
ストレージ容量が足りない状態を改善するためには、不要なアプリやデータなどを削除・消去しないと新しいデータが保存できなくなってしまいます。
また、ストレージ容量はシステムにも使用されるため、容量が足りないまま使っているとスマホの挙動が遅くなる原因にもなるため、ある程度ストレージの容量は余裕をもって残しておく必要があります。
クロームブックもスマートフォンと同じように容量不足を起こす可能性はありますが、Wi-Fiに接続してオンラインで使用する機会が多く、データはクラウド(Googleドライブ)に保存するため、大きな容量は必要ないことがほとんど。
「64GBなんてスマホ並み(もしくはそれ以下)だけど本当に容量足りる?」と思いますが、データはSDカードに保存することもできますし、Chromebookで64GBは一般的で必要十分です。
ただ、HT0010とHT0019には、どちらもSDカードスロットが付いていないので別に用意する必要があります。
メーカー希望価格が違う
前項でお伝えしたようにHT0010とHT0019ではストレージの容量の大きさが違うため、その差が価格の違いになって出ています。
HT0010より容量が2倍大きいHT0019の方が、約15,000円ほどお高いです。
単純にHT0019の方が容量が2倍だから価格も2倍という訳ではありませんが、差額は結構大きいですよね。
- HT0010(64GB) :44,980円(税込)
- HT0019(128GB):59,800円(税込)
メーカー希望価格なので実際の販売額は各店舗によって違うため、購入タイミングによっては価格差がもっと縮んでいることがあります。
2022年12月15日現在だと5,000円程度の差額でした。実際の価格をチェックしてみてくださいね。
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▼余裕のストレージ容量128GBのCM3000DVA-HT0019の現在の価格をチェックする
cm3000dva-ht0010とcm3000dva-ht0019 どっちがおすすめ?
HT0010とHT0019の違いを確認したところで、どっちがどんな人におすすめかまとめます。
cm3000dva-ht0010がおすすめの人
- データはクラウドに保存することが多い
- オンラインで使うことが多い
- 予算をできるだけ抑えたい
cm3000dva-ht0019がおすすめの人
- 動画や音楽などデータをたくさんダウンロードしたい
- どんな使い方をするかわからないから容量に余裕を持ちたい
- オフラインでも使うことが多い
お伝えしているようにHT0010とHT0019の最大の違いは、ストレージ容量(データの保存容量)の大きさの違いです。
データをどれだけ本体に保存するのか、個人の使い方によって必要なストレージ容量も変わります。
ストレージ容量が多い方が価格も高くなるので、使い方のスタイルと予算との兼ね合いによってどちらがいいか決めるといいですね。
▼オンラインで使うことが多いならコスパの良いCM3000DVA-HT0010♪
▼ストレージに余裕をもって使うならCM3000DVA-HT0019がおすすめ♪
ストレージが途中で足りなくなったらどうしよう…というのであれば、簡単にストレージを追加できるmicroSDメモリーカードリーダー付のASUS Chromebook CX1 (CX1101CMA-GJ0019)もおすすめです。
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cm3000dva-ht0010とcm3000dva-ht0019 共通の機能や特長
それでは、HT0010とHT0019に共通する主な機能と特長についてご紹介していきます。
2in1でノートパソコン&タブレットにもなる
キーボードが付いているノートパソコン型としても、キーボードを取り外してタブレットとしても使える2in1タイプのクロームブックです。
360度回転して折りたたむとタブレット型になるコンバーチブル型と違って、キーボードを取り外しできるので完全なタブレットとして使うことができます。
オンライン学習やタイピングにはノートパソコンスタイル、動画視聴やネットサーフィンにはタブレットスタイルと、使う用途に合わせてフレキシブルに使えるのが便利ですよね。
また、付属している専用のマグネット式カバー(フレックスアングル・スタンドカバー)が優れもので、カバーを付けたまま縦と横どちらでもスタンドとして使うことができます。
ファブリック調の見た目もおしゃれです♪
スタイラスペンが付属&本体に収納できる
本体に一緒にしまうことができるスタイラスペン(ASUS USI Pen)が付属しているので、いざスタイラスペンを使おうとしたら…ない!なんていう心配が少ないのがメリットです。
サッとペンを取り出してメモするのも簡単ですし、持ち運ぶときの紛失も防げて一石二鳥ですね。
付属のペンといっても本格的で、4,096段階の筆圧検知に対応して線に強弱が付けられるので、イラストを書いたりするのにも役立ちますよ。
スタイラスペンは本体に収納してたった15秒の急速充電で45分間使用できて便利!充電し忘れて出先で使えない…なんてことも避けられますね。
タイピングしやすいキーボード付き
ノートパソコンスタイルで使う時には欠かせないキーボードも使いやすさにこだわりがあります。
クロームブック本体がコンパクトサイズながらキーの幅は広めに設計されていて、ブラインドタッチもラクラク。17.5mmのキーピッチで快適なキーボード操作を叶えます。
キーボードを本体に付けると、ASUSこだわりのエルゴリフトヒンジ構造によって自動的に傾斜が付いて打ちやすい角度に調整。タイピングの疲れを軽減できるように考えられています。
長持ちバッテリー&持ち運びやすい
最大駆動時間は約12時間と、家で充電して行けば出先でも電池残量を気にせずに快適に使うことができます。(充電時間は約3.6時間)
本体は、スタンドカバーとキーボードを含めたフル装備でも約915g、薄さも16.9mmと軽くて薄くて持ち運びやすいです。
もちろん、持ち運ぶことを前提で作られているので、アルミニウム合金で作られた頑丈さを持ち合わせています。
子どもが多少雑に扱っても安心感がありますし、学校に持っていくことが多い学生にも負担が減るのでありがたいですね。
高解像度でキレイな画面&高品質スピーカー
液晶ディスプレイは10.5型とコンパクトサイズながら、画面の縦横の比率は16:10とワイド型なので見やすいです。
解像度はWUXGA(1,920×1,200)で、通常のフルHD(1920×1080)よりも縦の表示領域が広いため、より多くの情報を表示することができます。色も鮮やかでキレイですよ。
動画視聴や音楽鑑賞にも適したステレオスピーカーはクリアで迫力あるサウンド。音声でのやりとりもスムーズに行えます。
イヤホンジャックも付いていて音の出せない場所でも使えるので、静かな場所でのオンライン学習にも最適です。
cm3000dva-ht0010とcm3000dva-ht0019の違いを比較 まとめ
ASUSのChromebook、HT0010とHT0019の違いは、ストレージ容量の大きさの違い、それによる価格の違いの2点です。
- CM3000DVA-HT0010 : 64GB 44,980円(税込)
- CM3000DVA-HT0019 : 128GB 59,800円(税込)
必要なストレージ容量については使い方によって変わりますが、主にオンラインで使うならクロームブックとしては64GBのHT0010でも十分と言えます。
特にお子さんが学校で使うなど、どんな使い方をするか予想できない場合は、予算が許すなら128GBのHT0019を選んでおくとより余裕をもって使えるので安心です。
HT0010とHT0019はストレージ容量と価格以外は全く同じ機能や特長なので、スタイラスペンやキーボード、スタンドカバーといった付属アクセサリーも充実しているのも魅力的。
買い足すものがほとんどなくてお財布にも優しく、はじめてのクロームブックとしては最適なのではと思います。
この記事が、HT0010とHT0019どちらにしようか迷っている方の参考になれば幸いです。
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