カップケーキやアイスクリーム、ドーナツなど、カラフルでかわいいスイーツみたいなバスボムが作ることができる女の子向けのおもちゃ「しゅわボム」。
バスボムを作るための型や計量スプーンなどとセットになった「ベーシックセット」などで楽しく遊んだ後、「もっと作りたい!」といお子さんも多いと思います。
別売りの「しゅわボムのこな」も販売されていますが、できればお家にあるものや100円ショップなど身近なお店で買える材料で代用できたらうれしいですよね。
簡単に説明すると、しゅわボムの粉を代用するには
- 重曹
- クエン酸
- 片栗粉
- 食紅
- アロマオイル
などの材料があればOKです。
より詳しい分量や作るときに失敗しないコツなど、次の項目から詳しく解説していきます。
しゅわボムの粉を代用したいときはどうする?
冒頭でもお伝えしましたが、しゅわボムの粉を代用することは可能です。
必要な材料は次の通りです。(分量はカップケーキ1つ分程度です)
- 重曹 50g
- クエン酸 25g
- 片栗粉 25g
- 水 5cc
- 食紅(お好みで) 少量
- アロマオイルなど(お好みで) 数滴
【作り方】
1)重曹、クエン酸、片栗粉、アロマオイルを混ぜる
2)食紅を水で溶いたものと混ぜ合わせる(食紅を使わない場合は水だけ)※水の量はスプレーなどで少しずつ入れて調節してください
3)型に入れて乾燥させる
しゅわボム専用のこなはAとB、2つに分かれていてそれぞれを混ぜる必要があります。
少しずつ作る工程の楽しさは減ってしまいますが、難しいステップなしでほぼ混ぜるだけでできるので、スピーディーに作ることができます。
材料もスーパーや100円ショップで手に入るものばかりですし、自分の好きな色や香りが付けられるというメリットもありますよ。
しゅわボムの粉の成分は?
そもそも、しゅわボムの粉は何でできているのか、成分についてははっきりと書かれていないのでわかる範囲ですが、調べてみました。
- バスボムのこなA:ベースパウダー、香料、色素
- バスボムのこなB:クエン酸パウダー
しゅわボムのこなは販売元の「セガトイズ」が独自に開発したものなので、配分やこなAに含まれる「ベースパウダー」の詳しい成分は分かりません。
しかし、バスボムの材料としてしゅわしゅわのもとになる重曹ははずせないはずなので、ほぼ成分は重曹と考えられます。
今回ご紹介した、しゅわボムの粉を代用するために用意する材料の成分と、本家本元しゅわボムのこなの成分はほとんど変わりないですね。
しゅわボムのクリーム部分の作り方
しゅわボムの粉には、カップケーキのクリーム部分やソフトクリームを作るときに使う「クリームのこな」が必要です。
このクリーム部分を作るために代用できる作り方を2通りご紹介します。
まずは簡単にできるタイプから。
【材料】
- 重曹 50g
- ゼラチン 5g
- 水 適量
【作り方】
重曹とゼラチンを混ぜ合わせ、クリーム状になるまで水を加えて混ぜ合わせる
材料も特別なものは必要なくとっても簡単なんですが、水の配分が難しいので、大人のサポートは必須です。
また、本家本元・しゅわボムのクリームのこなの仕上がりに比べるとなめらかさは少な目なので、あくまで代用する場合の作り方です。
より本物に近付けたい!という場合には、次にご紹介する作り方の方がいいかもしれません。
【材料】
- メレンゲパウダー 15g
- 水 30cc
- 食紅(お好きな色)少量
【作り方】
水に食紅を溶かし、メレンゲパウダーとあわせてゆっくり混ぜ合わせる
こちらも作り方は簡単ではあるのですが、メレンゲパウダーはその辺に売っているものではないので、入手先はネットが便利です。
メレンゲパウダーというのは乾燥した卵白を粉状にしたもの。
本来お菓子作り用の材料なので食用ではありますが、卵アレルギーがある方は使用を控えたほうがよいです。
また、普段お菓子作りはあまりしない方、バスボムづくりをいつまでやるかわからない…という方には、わざわざ材料を手に入れるのもハードルが高いですよね。
価格もそこそこしますので、最初から別売りのクリームのこなを買った方が結果的にムダがないかも。
クリームのこなはホワイトのほか、ピンク、パープル、ミントグリーンの4種類あります。
しゅわボムを作るとき失敗しないためのコツ!
しゅわボムの粉を代用するときに限らずですが、しゅわボム(バスボム)を作るときには失敗しないためのコツがあります。
基本的に材料を水と混ぜるだけなので、単純な工程でお子様でも簡単に…と言いたいところですが、この混ぜ合わせがうまくいくことが成功の秘訣になるんです。
それはちょっとしたポイントを気を付けるだけなのですが、大人がサポートするときの参考にご紹介しますね。
水分を入れ過ぎない&湿気に注意!
一番気を付けたいのが水分についてです。
水を測って粉(重曹など)と混ぜ合わせても、ちょっと水分が多いだけで発泡して膨張してしまったり、ゆるゆるになったりして、うまく形にならないこともあります。
基本は分量通りに水を入れるといいですが、特にお子さんだと正確に測れないこともありますので、大人がサポートして、少な目に入れてから調整すると失敗が少ないです。
また、出来上がったバズボムは固まるまでしっかりと乾燥させるのが重要なポイントになります。
固まるまでは1~2日くらいかかるので、触りたい気持ちを押さえつつ固まるまで待ちましょう。特に濡れた手で触るのは厳禁。溶けて発泡が始まってしまいます。
湿気にも注意が必要で、玄関や洗面所など湿度の高い場所は避けて、冷蔵庫などに入れると安心かもしれません。
また、雨の日や梅雨の季節など、湿度が上がるシーズンにも湿気対策が必要です。
計量スプーンは代用できる?
ちなみに、しゅわボムの「カップケーキベーシックセット」などのセットには専用の計量スプーンが入っています。
この計量スプーンの形状は、普通の計量スプーンとほぼ変わりない小さじと大さじが一体になったものです。
自宅にある計量スプーンで代用して作って大丈夫ですが、先ほどもお伝えした水分の入れ過ぎによる失敗を防ぐために、最初は少な目に、足りなければ少しずつ足す、という方が失敗が少ないですよ。
まとめ
しゅわボムの粉は、重曹、クエン酸、片栗粉、食紅、アロマオイルなど身近な材料で代用することができます。
しゅわボムのクリームの粉も重曹とゼラチンで代用することができますが、水の量の調整が必要なので大人と一緒に作るといいですね。
メレンゲパウダーを使えばより本物っぽくなりますが、別売りのクリームのこなも売っていますので利用してみるのも手です。
とにかく、失敗しないためのコツは水の入れ過ぎと湿気に気を付けること。これだけは守って、楽しくバスボムづくりに挑戦してみてくださいね。
今回は粉を混ぜてかわいいバスボムが作れるおもちゃ「しゅわボム」の粉の代用になるもの、しゅわボムの失敗しないコツについてお伝えしましたが、クリスマス用バスボムの作り方なども紹介していけたらと思います。
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