お葬式や法事の時に着る喪服って若い時に通販で買ったんですけど、とりあえずそれをずっと着ています。
安いもので何となく買った割には長持ちしているというか、着る機会が少ないし体型が極端に変わったりもしていないからかもしれませんが、着るたびに気になることがあるんです。それは自分の喪服のデザインが可愛くないこと。
とりあえずシンプルで極々プレーンな半袖ワンピースに、襟付きのジャケットは袖が長くて折り返して着るんですけど、やぼったい。
同年代の列席者には、もっと女性らしいシルエットで素敵なかわいいデザインの喪服を着ている方もたくさんいるのを見かけます。
喪服に可愛さを求めるのもどうかとも思いますが、喪服でもおしゃれでかわいいデザインのものはたくさんあるので、せめて自分の気に入ったデザインで体に合った喪服にすればよかったと着るたびに後悔しています。
それならばと、年代にも合った大人可愛い喪服を探すことにしました。どこで買うのがいいのか、レンタルはアリなのか、色々探してまとめてみました。
大人かわいい喪服はどこで売ってる?
大人かわいい喪服はどこで売っているのか、まずはとりあえず身近で喪服を売っているお店をピックアップしてみました。
喪服自体の取り扱いがないと、その中で大人可愛いデザインのものを探すこともできないので思いつく限り挙げてみます。
洋服の青山・はるやま・AOKI(アオキ)などの紳士服専門店
良く見かけるのは、新聞の折り込みチラシに入ってくる紳士服専門店の喪服です。紳士服専門店とはいえ、女性用のスーツや喪服も取り扱っています。
サイズ展開が豊富で、5号くらいの小さいサイズから20号くらいまでの大きいサイズの取り扱いがあり、機能性にもこだわっている印象です。
しまむらなどの量販店
しまむらはフォーマルコーナーが充実しているので、手ごろな値段で喪服や数珠やカバンなども取りそろえられるのが魅力。サイズ的には9号くらいから20号オーバーまでと、大きいサイズにも対応しています。
ちなみに女性用フォーマルはあっても、男性用がないのがしまむらの残念ポイントかも。
ユニクロでは、セットアップのややカジュアルな印象の黒ジャケットなどはオンラインストア限定であるのは見つけましたが、残念ながら喪服として着られるスーツ的なものは扱っていないようです。
イオン・イトーヨーカドー・西友など大型スーパーやショッピングモール
やっぱり大型の店舗は種類もサイズも豊富に喪服の取り扱いがあり、価格も手ごろなものもたくさんあります。季節によってはセールになってお得に買うこともできます。
ドン・キホーテは男性用スーツは置いてある店舗もあるようですが、女性用は見かけませんね。
マルイ・三越など百貨店・デパート
喪服は何回も買うものではないので、しっかりとしたものを長く着るというのであれば、きちんとしたフォーマル専門店で買うのがいいですよね。
ただ、お値段的には5万~10万円前後とお高いです。デパートでは催事場で「フォーマルバーゲン」といった催しをすることがあるので、良い品質のものをお得に買うならそういう機会を狙ってみるのもいいと思います。
ニッセンなどの通販
なかなか外出して買いものする機会がない、行ける範囲にちょうどいいお店がないという時に便利なのが通販です。ニッセンはカタログもあるので、ネットでの買い物に慣れていない人でも気軽に利用できますね。
サイズも豊富でお手頃価格も魅力ですが、試着できない、急いでいる時には間に合わない可能性があるのはネックかも。
楽天・Amazonなどのネットショップ
個人的には一番おすすめなのが楽天やAmazonです。試着が可能だったり、Amazonなんてその日のうちに届けてくれるサービスまであるので、かなり便利。
ネットで喪服を買うのに抵抗がある人もいるかもしれませんが、個人的には店舗をいくつも回って探すより、ネットで条件を絞って探す方がよっぽど効率がいいと思うんですよね。
大人可愛いものだっていくつもの候補が見つかりますよ。
女性用の喪服は買うよりもレンタルがいいかも…
喪服を買えるお店をたくさん紹介しましたが、そのお店に自分好みの可愛い喪服が置いてあるのをつぶさに調べるのも手間がかかります。
量販店であればある程度は揃っていると思いますが、人とかぶったり自分に合うサイズがなかったり。かといって専門店やデパートで大枚はたいて、たまにしか着ない喪服を買う余裕もありません。
そう、喪服は着る機会が少ないもの。年に何回着るのかわからない喪服を高いお金をかけて買うというのは果たして正しい選択肢なのでしょうか?
いくら気に入った喪服だからって、買ってからそれなりに時間がたてばまた気に入らなくなったり、年齢と共にサイズやデザインが合わなくなる可能性があるし、クリーニングしたりお手入れもしなくちゃいけません。経年で色が変わってしまうことだってあります。
やっぱりこれって、無駄が多いかも?ということで、喪服をレンタルした方がいいのでは?という疑問に行きつきました。うん、これも調べるしかないですね。
喪服レンタルの料金は安い?
コストの面でひっかかっているので、まずは喪服をレンタルする時にかかる料金について調べてみました。
例えば楽天で見つけたこちらのレンタル喪服。
|
シンプルでかつ、まさに求めていた大人可愛いデザイン!ジャケット脱いでもシースルーの7分袖ワンピースでかわいい~♪着るならこういう喪服だわ!人気第1位にもうなづけます。
…若干脱線しましたが^_^;これをレンタルする料金は、3泊4日で送料無料(返送料も込)、4,800円です。
いくら安くても、5,000円くらいで品質の良い喪服なんて買えませんよね。それを考えるとお値打ちじゃないでしょうか。
それでも確かに、年に数回は着る機会があったり長く着るなら、喪服はお手頃な価格のものを買えばコスト的には買う方が抑えられるでしょう。
ただ、コスト以外に喪服をレンタルするメリットがたくさんあります。
喪服をレンタルするメリット
喪服を買うよりもレンタルした方がいい理由はこちら。
買い替えの可能性があるなら逆に安くなる
年に複数回や長く着るなら購入した方が安い計算になりますが、喪服を再度購入する可能性があること考えると逆に安くなります。
妊娠中やこれから妊娠の可能性があるとか、産後太りがなかなか解消しないとか、年齢による体の変化とか、女性には女性ならではの事情があるので、喪服を買い替えることになるケースはたくさんあります。
あと、買ってしばらくすると好みが変わったり、買って着てみると着心地が悪くて「やっぱりこれじゃなかった」と後悔することもあり得ます。
喪服を頻繁に買い替えるのは不経済なので、買い替えるならレンタルの方がお得になります。
喪服を買う前のお試しとしてレンタルする
喪服を初めて買う場合を含めて、自分に似合うのはどんなデザインかわからないという時には、レンタルを利用するのが賢い方法です。
ひと口に喪服と言っても、スーツタイプがいいのかワンピースとボレロがセットになったものがいいのか、かわいいデザイン、シンプルなデザイン、長く着られるゆったりしたデザインなどいろんなタイプの喪服があります。
レンタルするたびに色々な喪服を選んで着てみると意外な発見があったり、本当に自分に似合うものやぴったりなものが見つかるはずです。同じ失敗をするのでも、買うよりもレンタルの方が痛手は少ないですよ。
サイズの変更に対応できる
以前着ていた喪服がきつくなって、「着られる喪服がない!どうしよう」という時、想像したらすっごく焦りますよね。
着る機会がないうちにサイズが変わってしまっていて、手持ちの喪服が着られなくなってしまっていることはよくあることのようです。
でもレンタルなら、サイズは今の自分にぴったりのものを選ぶことができるし、その時の好みのデザインを選ぶこともできます。
ちょっと良い喪服を長く着る前提だと、体型が変わることを前提に大き目のサイズを買うことも多いですが、やっぱり体型に合っているものの方が素敵に見えます。
レンタルすれば年相応の装いができる
今の時点で可愛い喪服が欲しいと思って買ってしまって、10年後も着ることってできると思いますか?
サイズの問題もありますが、今の自分にはぴったりの喪服でも、年を取ると似合わなくなったり、年齢にそぐわないデザインの喪服を着続けるとなると周りの人の目も気になるところです。
たまにしか買わない喪服だから長く着ることを前提で買うとなると、どうしてもおばさんぽいデザインを選ばざるを得なくなってしまうのも残念です。
お葬式やお通夜で喪服がない場合に
そもそも喪服を持っていない、という人も中にはいますよね。でも、一社会人として、大人としてお葬式に出る時、お通夜は例外としても喪服を着ないという訳にはいきません。
時々、黒い服なら何でも喪服代わりになると思っている人がいますが、喪服の黒は普通の黒い服とは全く違うものなので、単純に黒い服を喪服として着るものではありません。
大人なら喪服がなければレンタルしてでも用意するのが、最低限の礼儀としてできることだと思います。
レンタルを子ども用としても利用できる
レンタルの喪服は3号くらいからの小さいサイズもあるので、小学生のお子さんでも着られそうです。
子どもにスーツを買ってもすぐサイズアウトしちゃうし、制服のない小学生のうちはお葬式で着る服に困るので、子ども用として喪服のレンタルを利用するのもいいですね。
まとめ
可愛い喪服を探して色々なお店に行っても、選択肢が少なかったり予算と合わなかったりして探すことは結構大変です。
楽天やAmazonでお気に入りの一着を見つける方が手軽でいいですが、買わずにレンタルする方が合理的で自分には合っていると思いました。
レンタルなら、大人可愛いスタイルの喪服はもちろん、レディーススーツやワンピースなど色々なタイプから自分の好きな喪服を選ぶことができます。
サイズの変化や年齢を重ねても、その時々の自分に合った喪服を選べるというのも魅力に感じました。返却の手間はかかりますが、お手入れいらずで収納する場所を取らないのも助かります。
喪服の他にもお葬式に行くとき必要なかばんや靴、真珠のネックレス&イヤリングやふくさなどもフルセットでレンタルすることもできます。
それに数珠も必要ですが、数珠は貸し借りするものではないのでレンタルはできません。格安のものでも数珠は一本持っておくと、いざという時安心ですよ。
コンビニや100均、ドンキの数珠では安すぎるのではないかと不安な人は、こちらの記事に詳しくまとめてありますので、良かったら参考にしてみてくださいね。

今回は喪服をどこで買うのがいいかということで喪服を売っているお店やレンタルについて紹介しましたが、今後は30代や40代の女性向けの喪服を買うならどこがいいか、春夏秋冬それぞれの季節に合った喪服の選び方、喪服を着るときにおすすめのストッキングなども紹介していけたらと思います。
コメント