学芸会や学習発表会、鼓笛隊などで木琴(マリンバ・シロフォン)や鉄琴(グロッケン)を子どもが担当することになったら、自宅でどうやって練習させるか悩みますよね。
特に大切なのは基礎となるドレミの位置を覚える練習ですが、無料の木琴・鉄琴の練習用アプリがあったら、手軽に練習できて便利ですよね。
他にも、動画を参考にしたり、紙に鍵盤を書いてそれを叩いて練習する方法もおすすめです。
この記事では、
- 木琴鉄琴を無料で練習できるアプリ
- 練習の参考になる動画の紹介
- 紙鍵盤の作り方と練習方法
についてまとめました。
タブレットやスマホで手軽にできる木琴・鉄琴の練習方法はないか探している、または紙鍵盤での練習をさせたいとお悩みでしたら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
木琴・鉄琴を自宅で練習するアプリはある?
木琴・鉄琴の練習に、演奏できる無料アプリが役立ちそうだったのでご紹介します。
タブレットやスマートフォンでアプリを使えば、自宅だけでなく外出先での空き時間などでも気軽に取り組めるのがメリットですね。
練習専用のアプリではありませんが、演奏の雰囲気をつかむのにはちょうど良いですよ。
iPad・iPhone用木琴・鉄琴練習向けアプリ「木琴-マリンバ-と-ビブラフォン」
木琴-マリンバ-と-ビブラフォンは、シンプルでレビューの評価も良い対象年齢4歳以上の無料アプリです。
木琴のほか、鉄琴、マリンバ、ビブラフォン、おもちゃの木琴と、5種類の楽器から選んで演奏できます。
音もよく、マレットも2種類から選べたりして本物に近い感覚。小さいお子さんにもぴったりです。
Android用木琴・鉄琴練習向けアプリ「木琴ドレミ」
木琴ドレミは、木琴でのドレミの音階を覚えるためのアプリです。
練習モードとテストモードがあり、お子さんも楽しんで使うことができます。
無料で使えて、課金や広告もなく安心です。
木琴・鉄琴の練習の参考になる動画を紹介!
木琴や鉄琴を自宅で練習する方法のひとつとして活用したいのが動画サイトのYouTubeです♪
木琴・鉄琴の練習の参考になりそうな動画がいくつかあったのでご紹介しますね。
マリンバ&木琴初心者のための<始めの一歩>
こちらの動画は、木琴初心者に向けて
- マレット(演奏用のバチ)の持ち方
- 構え方
- 音の出し方
といった基礎的な木琴演奏のポイントをわかりやすく解説してくれます。
グロッケンの叩き方を磯田日向子先生に聞いてみました【初心者向け】
こちらも初心者向けの動画で、鉄琴(グロッケン)の叩き方についてプロが解説している動画です。
木琴と鉄琴は似ているものの素材の違いがあり、叩き方も違いがあるようです。
紙鍵盤での練習に加えて、このような動画も参考にして練習すると上達アップ間違いなしですね(#^^#)
ご紹介した動画どちらもは3分程度と短いので、ぜひチェックして練習に役立ててみてくださいね。
木琴・鉄琴の練習用に!紙鍵盤の作り方
木琴や鉄琴を練習するとき、鍵盤のドレミの位置を覚えるのは基礎中の基礎となります。
アプリや動画を活用するのもいいですが、実際に紙鍵盤を作って叩くという方法も効果的です。
紙鍵盤での練習は我が子の担任の先生もおすすめしていました。
鉄琴・木琴の鍵盤は、ピアノの黒鍵盤に当たる部分が上、白鍵盤の部分が下に配置されていますが、ピアノの鍵盤(ドレミ)の配置とほぼ同じです。
鍵盤のドレミの配置はピアノと同じでいいのですが、鉄琴・木琴の練習をするなら、鍵盤の大きさを鉄琴・木琴の実物にできるだけ近いように合わせて紙に書くのが理想ではあります。
とはいえ、実際の鉄琴・木琴の大きさは全体として幅が1m以上あるんですよね^_^;
かなりの大きさになるので実際同じ大きさにするというのは結構大変です。
鍵盤の大きさはどれくらいかというと、鉄琴で長さ 10.6 ~ 25cm,幅 2.5 ~ 3.2cmくらいです。
練習用なのできっちり正確な長さや幅にする必要はないですが、上記の長さを参考に少しずつ長さを変えると本物に近づくことができます。
書くのが大変なら、同じ幅に細長く画用紙や段ボールをたくさん切って、大きな紙に並べて貼ってもいいです。
木琴・鉄琴の紙鍵盤のイラストをダウンロードできるサイトは?
紙に鍵盤を書いたり切ったりするのは大変だし面倒…という場合は、紙鍵盤のイラストをダウンロードして印刷すると簡単です。
こちらの無料画像素材ですと、A4の紙に印刷した場合、鍵盤の幅が約1.5cmと実際の大きさの約半分くらいの大きさです。
そのまま使ってもいいと思いますがやや小さいので、A3の紙に拡大コピーすれば実際の大きさにかなり近づくのではないでしょうか。
木琴も大きさは鉄琴とほとんど変わらないのでこの方法で紙鍵盤は作れると思います。
ちなみに木琴のイラストの無料画像素材もあります。
木琴や鉄琴を叩くバチは何で代用すればいい?
バチ(マレット)についてですが、安く済ませるなら代用品として、100円ショップなどで売られている太めで長めの菜ばしがおすすめです。
先の丸みはありませんが、音を出すのは目的じゃないので、正しい位置を叩く、ということを練習するのであれば十分です。
紙鍵盤の下に漫画週刊誌などの厚めの雑誌を敷くと、振動防止にもなり、程よい弾力もあって叩きやすくなります。
鍵盤を叩くときの微妙な加減も大事な要素なので、マレットだけでも実物を購入して、紙鍵盤で練習するというのも効果的ですね。
音が気になるなら柔らかめのマレットを選ぶといいですよ。
紙鍵盤を使った練習方法のメリットとデメリット
紙鍵盤で木琴鉄琴の練習をするメリットとデメリットをまとめます。
画用紙や段ボールなど身近にある材料を使ったり、自宅にプリンターがあれば印刷するだけでコストをかけずに作ることができる紙鍵盤を使った練習方法は、実はデメリットもあります。
鍵盤のドレミの位置を覚えるのが目的ではありますが、音が出ないので、合っているか間違っているかの確認が取りづらいのです。
つまり、間違えたまま覚えてしまう恐れがあるということです。
実際は音が出る方が覚えやすいともいいますし、例えば、鍵盤ハーモニカを覚えるときも、音階を覚えて指を動かしながら音を出して、試行錯誤しながら覚えたりしますよね。
でもこの「音が出ない」というのは、マンションやアパートなど集合住宅に住んでいて音を気にしなければならない環境の方にはメリットにもなります。
自宅練習用に鉄琴や木琴を購入するのも一つの方法
音が出ない紙鍵盤で木琴・鉄琴の練習をしてもなかなか覚えられない…ということを避けるためには、手っ取り早くできるだけ実物に近いものを使うのが上達には一番の近道かもしれません。
そもそも紙鍵盤を作ったりするのも手間がかかって大変ですし、多少音が出ても大丈夫、というのであれば、思ったより格安で購入することもできるんですよね。
こちらのグロッケンは、折りたたみ式で卓上で使うことができます。マレットもセットです。収納バッグ付きでコンパクトにしまうことができるので収納場所に困ることもありません。
木琴は木を使用しているためやや価格帯は上がりますが、吹奏楽やマーチングバンドなどで毎日のように取り組んでいるお子さんにはたくさん練習できるので、自宅用に一台あってもいいかもしれません。
まとめ
自宅で木琴や鉄琴を練習するには、無料でも使えるアプリや動画を活用したり、紙鍵盤を使用するなど、方法はいくつかあります。
実際に楽器を購入して練習するのが理想ですが、いろんな事情でかなわないこともありますよね。
紙鍵盤を作ったり、今回ご紹介したような無料で練習できる方法もいくつか組み合わせて工夫をすることで、自宅での練習はできます。
ぜひ自宅での練習に役立ててみてくださいね。
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