小学校や幼稚園・保育園の運動会や屋外でのスポーツの試合の時など、暑い中外でお弁当を食べる機会も多くなります。
でも、子どもが暑さのせいで食欲が落ちてしまって、なかなか箸が進まなかったりすると親としてはちょっと心配になりますよね。
そんな時に冷たいのど越しでさっぱりと食べられる!ということで、そうめん弁当をおすすめします。
実際に運動会にそうめん弁当は人気を集めていて、私も春の運動会にそうめんお弁当を初めて作りました。
でも、一人分じゃなく大人数で食べる量の見当がつかなかったり、食べた後のつゆの処理の仕方や、そうめんとつゆをどんな容器に入れようかとか、いろんな疑問がもたくさんあって。
結果的に作ってみてわかったことも色々あったので、そうめん弁当の作り方のコツやカップなどの入れ物について、前日準備はどうするかなどについてまとめてみたいと思います。
そうめん弁当ってどんなお弁当?
「そうめん弁当」という文字からすると、お米の代わりにそうめんがおかずと一緒に詰まっているお弁当箱を想像しちゃったりしますが、普通にゆでたそうめんをメインとしたお弁当のことです。
お好みの薬味を添えたり、めんつゆで食べることができるように工夫をしてそうめん弁当を作ります。
運動会ではそうめんだけではさみしいので、他に子どもの好きなおかずや、おにぎりや太巻きなども用意したりすることが多いです。
暑さで食欲が落ちる季節のお弁当として定番になりつつあるそうめん弁当は、のどごしがよい、さっぱりしていて食べやすい、麺類なので準備が簡単、などの理由から運動会のお弁当メニューとして人気が高まっています。
そうめん弁当のレシピとコツ
まずはそうめん弁当のレシピというべき作り方についてご紹介しますね。
レシピ・作り方と言っても基本そうめんをゆでればいいのですが、そうめんをお弁当として持って行っておいしく食べるためには、そうめんのゆで方や詰め方にちょっとしたコツがあります。
そのコツをご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
お弁当に入れるそうめんの量
上の写真は、私が実際に運動会用に作ったそうめん弁当です。
3段のお弁当箱の1段分をそうめん&薬味に使っています。
これでそうめんの量は、3束で300g(1束100g)です。
私は大人数で食べたので適量かはわかりませんが、他のおかずもあるので大人2人子ども2人の4人家族で食べるとしたら十分な量です。
ちなみにそうめんは重ねて2重に入れています。
もし食べ盛りのお子さんがいたり、大人の男性だとちょっと足りないかな?と思うときは、おにぎりや太巻きなんかがあるとちょうどいいかもしれません。
そうめん弁当にするなら茹で方に注意!
そうめんは麺なのでやはり時間を置くと伸びてきます。
なので、表示してある標準のゆで時間よりも30秒ほど短めにゆでるといいです。
茹でたら、冷やしながらぬめりをしっかり取ります。
ここの過程をしっかりしたおかげで、麺が伸びている感じはほとんどしませんでした。
お弁当にどう入れる?簡単なそうめんの詰め方
そうめんは時間と共にくっつきやすくなります。
食べるときくっついて取りづらいと困るので、くっつかないように一口ずつまとめることをおすすめします。
茹でてぬめりを取ったら、ざるにあげてしっかり水を切り、くっつく前にそうめんをひと口分ずつまとめます。
面倒くさそうですが、意外と簡単にできるんですよ。
コツはフォークを使って、パスタを食べるときみたいにクルクルとまとめるとやりやすいです。
まだ水分が残っているようであれば、フォークに巻き付けた状態でさらにそうめんの水分をしぼります。
そうめん弁当におすすめの薬味
そうめんにはやっぱり薬味があるとおいしさがアップします。
おすすめは、しそ、梅干し、オクラ、キュウリ、ミョウガ、しょうが、ごまなどです。
ネギは意外とにおいがするので、お弁当向きではないかもしれません。
揚げ玉も普段家でそうめんを食べるときは入れるのですが、他のおかずとのバランスを考えるとちょっとくどくなるかな?と思ってやめました^_^;
しそは、そうめんを容器に重ねて詰めるとき、間に挟むとくっつき防止と抗菌作用で痛みにくくもなるので特におすすめです。
梅干しも殺菌作用もあって、酸味が食欲を増進させてくれます。
薬味はおかずカップや小さめの容器に入れて持っていくといいですね。
運動会の前日までしておく「そうめん弁当」の準備は?
運動会当日の朝は、お弁当の準備の他にも子どものお世話や自分の身支度など何かと忙しいものなので、他のおかずのように、前日までに準備できることがあればしておきたいところですよね。
でも、基本的にはそうめん弁当は生ものですし、食中毒を予防する観点から言うと当日に準備するのが鉄則です。前日にそうめんをゆでて冷蔵したり、冷凍しておくのもNG。
お弁当として持って行く食品は、前日に火を通したものでも当日にもう一度火を通すのが食中毒予防の原則なので、そうめん弁当については前日に準備しておくことはほとんどありません。
薬味などについても、当日の朝に洗って刻んだ方が暑い季節には安心です。
前日までに準備できることと言えば、当日冷たさをキープするために必要な保冷剤を多めに凍らせておくことおくことくらいかもしれません。
めんつゆをペットボトルに入れて冷凍しても、ガチガチに凍ってしまうと困るのでこれもやっぱり当日の朝が無難ですね。
ちなみに、そうめんを茹でて冷凍しておくと食べるときも冷えておいしいと思いきや、解凍すると食感が変わっておいしくないのでおすすめしません。やはりそうめんは当日の朝に茹でるのが一番です。
そうめんはお弁当箱に入れる?カップに入れる?
運動会のお弁当のように大勢で食べるときは、やはり大きい容器にひと口ずつまとめたものを大きなお弁当箱に入れるやり方が量的にも手間的にもちょうどいいと私は感じました。
小さめの紙コップをカップ代わりに使ったり、100均で買える蓋つきの使い捨てカップ容器はおしゃれなデリ風のものまであって種類も豊富で、私も最初は使おうと思っていました。
そうめんをカップに入れるメリットとしては、ひとりずつ食べるには小分けにした方が便利だし、具材を一緒に入れたりできて見た目もよいという点です。
でもなんせ人数が多い(10人くらい!)ので、ひと口でも口に入れば、という人もいれば、たくさん食べたい!という人もいることを考えると、手間ひまや容器代のことを考えるとお弁当箱にまとめて入れる方がラクだなと思ってそうしました。
食べる時に、かわいいイラスト入りクリアカップにめんつゆを入れて食べれば、見た目にも涼しげになって子ども受けもいいと思います。
お弁当箱にそうめんをまとめて入れるときは、こんな保冷効果のあるお弁当箱がいいですね。
安心のサーモス♪
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そうめん弁当はやっぱり冷たいのがおいしい!ので、保冷材は必須アイテムです。
しっかりと保冷できる保冷バッグ付きのランチボックスを使えばお昼まで冷え冷えに^^食中毒の心配も減ります。
そうめんを入れる容器については、人数に合わせたり、見た目のかわいさや手間ひまがかからない方を選ぶかなどによって決めるのがいいと思います。
そうめんのつゆを持っていく方法は?
そうめんの入れ物の他に悩みがちなのが、めんつゆの持ち運ぶ方法についてです。
そうめんと同じように食べるときまで冷え冷えに、かつ液漏れもしないように簡単に持って行く方法について、こちらの記事にまとめてみました。
先ほども触れましたが、めんつゆはペットボトルに入れて前日に冷凍しておくといいですよ♪
まとめ
そうめん弁当のコツについて実体験をもとにご紹介しました。
春や秋に行われることが多い幼稚園・保育園・小学校の運動会ですが、季節的には結構気温が高いことが多いですよね。
なので特に日陰のない運動場で活動している子どもたちには、その暑さを少しでもクールダウンしてくれる食べ物が人気のようです。
やっぱり暑さに負けずしっかりと食べて、午後からの競技でも元気に過ごしてほしいと願うのが親心というもの。
子どもたちが好きなそうめんをお弁当にすると、暑さと疲れで食欲が少し落ちていても冷たさとのど越しの良さでするっと食べることができて、起爆剤のように他のおかずもたくさん食べてくれたので作ったかいがありましたよ^^
とはいえ結構簡単なので、特に暑い季節はそうめん弁当おすすめですよ!
運動会はお弁当の準備も大事ですが、当日子供が目立つように服装選びも重要ですね。
今回は幼稚園や小学生の運動会などで簡単に作れるそうめん弁当を紹介しましたが、今後も運動会お弁当の前日準備が簡単なもの、上手なそうめんのくるくるのやり方、運動会のお弁当で大人数の場合に簡単に作れるレシピなども紹介していけたらと思います。
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